
転職者インタビュー
2026/10/26 (月)更新
機電エンジニアへの転職で年収100万円アップ!残業地獄から月イチ旅行を楽しむ日々へ


防衛産業の大手企業に就職したものの、希望していたシステム開発とはほど遠い業務に従事し、残業続きの毎日を送っていた中澤さん。手取り9万円という厳しい給与事情に加え、上司からの丸投げや孤独な職場環境に悩み続けた末、「自分は本当にエンジニアと呼べるのか」という疑問をきっかけに転職を決意しました。
転職後は機電エンジニアとして潜水艦のソナー開発プロジェクトに携わり、年収は100万円近くアップ。残業も激減し、毎月旅行に出かけられるほど生活にゆとりが生まれました。中澤さんが未経験からどのようにキャリアを切り拓いてきたのか、その道のりとは?
この記事のトピックス
- 大手企業から機電エンジニアへ転職し、年収が100万円近くアップ
- 職場環境が激変し、残業が激減・人間関係の悩みも解消
- 未経験からでも自己学習と資格取得で機電エンジニアへのキャリアを切り拓ける
転職者情報

中澤 陸哉さん
なかざわ りくや
2023年7月入社
応募社数: 15社
面接社数: 15回
転職支援期間: 3か月
防衛産業の大手企業で航空機の生産管理・品質管理を担当後、転職活動を開始。15社の面接を経て現在の会社へ入社。ITシステム系の案件を経て、機電エンジニアへステップアップ。現在は潜水艦のソナー開発に携わっている。
大手なのに手取り9万。システム開発とはほど遠い残業まみれの日々

機電エンジニアになる前は、何のお仕事をされていましたか?また、その会社を選んだ理由も教えてください。
機電エンジニアになる前は、防衛産業の大手企業で航空機の生産管理・品質管理を担当していました。その会社を選んだ理由は、求人票に「システム開発ができる」と書いてあったからです。PythonやJavaといったプログラミング言語のスキルを身につけながら、開発業務に携われると期待して応募しました。 でも実際に入社してみると、求人票に書いてあった内容とは全く異なりました。古い体質の会社だったこともあり、まずは棚卸しやシステムの簡単な保守運用といった業務からのスタートでした。「聞いていた話と全然違うな」と思いながらも、いつかは開発に携われるだろうという気持ちで働いていました。
前職での働き方は、肉体的にどれくらいハードでしたか?
当時は会社の寮に住んでいて、毎朝8時ごろに会社のバスで出社していました。間接部門だったので土日休みではありましたが、広い工場内を歩き回ることが多く、体力的な負担はかなり大きかったです。 定時は17時でしたが、仕事が残っていれば終わるまで残業していました。多い月だと30〜40時間ほど残業することもあり、帰宅後は疲れて寝るだけという生活でしたね。 残業で就寝時間が遅くなり、慢性的な寝不足のまま翌日も出社する。その繰り返しで疲れがまったく抜けず、入社から3か月ほど経った頃には腎臓が腫れて入院したこともありました。

当時の給与面や、ご自身の頑張りに対する評価には満足されていましたか?
給料はかなり低くて、寮費や食費などを引いた毎月の手取りは9万円ほどしかありませんでした。生活はなんとかできましたが、趣味の旅行を楽しんだりする余裕はなかったですね。 評価制度についても不満がありました。古い体質の会社だったので年功序列で、どれだけ現場で頑張っても、年齢や経験を積まないと給料が上がらない仕組みだったんです。「若いうちの実績はあまり関係ないのかな」と思うことも多くて、モチベーションを保つのが難しかったです。
当時の職場の雰囲気や、周囲の方々との関係性はいかがでしたか?
社内の雰囲気は、あまりいいものではありませんでしたね。担当するシステムについて上司が何も知らない状態だったので、仕事を1から10まで全部こちらに丸投げしてくることもよくありました(苦笑)。進め方に迷っていると、厳しく指摘されることも多々ありましたし、「誰に聞けばいいんだろう……」と途方に暮れることもありました。 また、同期はいたものの配属が全員バラバラで、航空機システムの部署には自分一人だけという状況でした。身近に仕事の相談ができる仲間がいなくて、毎日辛かったのを覚えています。
本当にエンジニアと言えるのか?そんな疑問から始まった新しい道

長く勤められる環境がありながら、なぜ転職という大きな決断に至ったのですか?
転職を決意したきっかけは、大きく2つありました。 ひとつは、将来への不安です。長く勤め続けることを前提とした古い会社だったので、システムまわりの簡単なサポートや雑用をメインで働くうちに、「このままずっとこれを続けていくのかな」という気持ちが募っていきました。 もうひとつが、「自分はエンジニアと呼べるのか」という疑問です。システムの表面しか触れていなくて、中身の仕組みが全然分からない。このままでは本当の意味でエンジニアとして成長できないと感じたことが、背中を押してくれました。
転職活動はどのように進めましたか?
まず転職エージェントに登録して、担当の方と面談しながら、会社を選ぶ軸や条件を決めていきました。その後、15社ほど面接を受けて、現在の会社への入社を決めました。 決め手は、従業員数が多くて規模が大きいぶん、幅広い案件の中から自分がやりたいものを選べるんじゃないかと思ったことです。未経験でもいろんな分野にチャレンジできそうだという点が魅力でした。
入社後はどのような流れで機電エンジニアへとステップアップしたのですか?
まずは基礎を固めようと思い、ITシステム系の案件からスタートしました。前職はフル出社でしたが、転職してフルリモートになったので、それだけでも大きな変化でしたね。空き時間を自己学習に充てられるようになりましたし、会社の学習サイトも活用しながら、コツコツ勉強を続けていました。 1年半ほど経った頃に、社内のWebアプリケーション研修の公募に応募しました。それまで自己学習を続けてきた甲斐もあって、無事に通過できました。 ずっと目指していた機電案件の参画が決まって、ものすごくうれしかったんですが、プログラミングがメインの仕事は初めてだったので、「どこまでできるだろう」という不安もありました。それでも「やってやるぞ!」という気持ちの方が強かったですね。
未経験からエンジニアを目指す場合、何か準備したり勉強したりした方がよいことはありますか?
事前に身につけないといけない知識やスキルは、特にないと思います。入社後に自分で主体的に勉強できる力さえあれば、十分やっていけます。ただ、資格は持っておいて損はないですね。転職活動の面接でも評価してもらえましたし、客先からの信頼にもつながります。 何から学べばいいか迷う場合は、「基本情報技術者試験」の勉強からスタートするのがおすすめです。IT業界で使われる専門用語や基礎知識を広く浅く網羅できるので、最初のとっかかりに最適だと思います。
潜水艦ソナー開発に挑戦。毎月旅行へ出かけ、私生活も満喫する毎日

現在は機電エンジニアとして、どのようなお仕事をされていますか?
現在は、潜水艦のソナー開発プロジェクトに携わっています。ソナーというのは潜水艦の目や耳となるシステムで、水中の音をキャッチして周りに敵の船や障害物がないかを確認する装置です。そのソナーにシステムを組み込んで、実際に護衛艦などで運用する仕事をしています。 現在のプロジェクトは15人ほどで、普段は4人のチームメンバーと一緒に動いています。プログラムを作るだけでなく、それが正しく動くかどうかを確認するテスト作業も合わせて行っています。
日々の業務で感じるやりがいについても教えてください。
自分が修正したプログラムがうまく動いて、お客様から「OK」をもらえた瞬間ですね。プログラムの開発は修正したら終わりではなく、正しく動くかどうかの確認までを担当するんです。スムーズにテストを通過することもあれば、それまで動いていた別の機能が動かなくなってしまう現象、いわゆるデグレッションが起きることもあります。 そういうときは、黙々と原因を追いながら修正作業をします。これがとても大変で、なかなか原因が見つからなかったり、目標通りの動作が確認できなかったりすることもあります。そんなときは、周囲の仲間に相談しながらプログラムを修正していきます。無事にデグレッションを乗り越えて「OK」をもらえたときの達成感は格別です!
現在のお仕事の中で、どんな言語やツールを使っていますか?また、AIはどのように活用されていますか?
ツール開発ではC++というプログラミング言語を使っていて、ソースコード管理にはGit※、動作確認にはLinuxを使っています。 AIも日常的に活用していて、ソースコードを読み込ませてチェックさせたり、簡単な実装であればAIにベースのコードを書かせて、内容を確認した上で組み込んだりしています。ただ、AIが出力したコードをそのまま採用はせず、内容をきちんと確認した上で組み込むようにしています。 ※複数人での開発時にソースコードの変更履歴を管理するツール
転職後、前職であったコミュニケーションの悩みや残業の問題は解消されましたか?
はい。まず、職場の風通しは前職と比べて全然違いますね。分からないことがあれば、すぐ周りに聞ける環境なので、以前のように「誰に聞けばいいんだろう」と悩むことがなくなりました。 残業は、忙しい時期でも月10〜15時間程度に減りました。土日もしっかり休めるようになって、友人や家族からも「前職のときと比べて顔色が良くなった」と言われました。自分ではあまり意識していませんでしたが、心身共に健康的になったんだと思います。 あとは、前職では自分の仕事が漠然としていて、やっていることに自信が持てなかったんですが、今は担当する仕事が明確なので、「こういう仕事をしているよ」と胸を張って言えるようになりました。それが一番大きな変化かもしれません。
給与や年収などの待遇面はどのように変化しましたか?
ボーナスは若干下がったものの、月給が大幅に増えたので、年収ベースでは100万円近くアップしました。前職のときは毎日節約して、ボーナスが入ったタイミングでやっと旅行に行けるくらいでしたが、今は毎月どこかしらに旅行へ出かけられるようになりました。 最近は三宅島に行って、のんびりした時間を過ごしてきましたし、今年の夏は高知県に行く予定です。目的はうどん巡りなのですが、初めての高知県ということもあって、今からすごく楽しみにしています。 旅行以外にも、週末はサブスクでドラマや映画をまとめて観たりと、休日を思い切り楽しめるようになりました。
今後はどのようなエンジニアを目指していますか?
一言で言うと、「自走できるエンジニア」になりたいですね。今は、プログラムを書いたり、修正したりはできるんですが、自分一人でコードをレビューするところまでは、まだ力が足りていなくて……。 なので最終的には、周りの人から何か聞かれたときに自信を持って答えられるような、頼られるエンジニアになりたいと思っています。そのために、今も独学で勉強を続けています。
最後に、現状を変えたいけれど未経験だからと機電エンジニアへの転職を迷っている人に向けたアドバイスをお願いします。
私自身も最初は不安ばかりでした。これを読んでいる方の中には、はじめの一歩を踏み出すのが怖いという方もいるでしょう。でも、はじめの一歩はそこまで怖いものではありません。まずは、どんな会社があって、どんな仕事をしているのかを調べてみる、これだけです。そして、いろいろと調べる中で少しでも興味が湧いたなら、ぜひ諦めずに挑戦してみてください。
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採用担当者の声

IT採用部
下郷 渚さん
しもごう なぎさ
採用企業情報
- 会社名
- : 株式会社BREXA Technology
- 資本金
- : 4億8,365万4千円(2024年12月31日現在)
- 事業内容
- : 国内技術系アウトソーシング事業
- 従業員数
- : 約12万6千人(2024年12月末時点)
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