
転職者インタビュー
2026/6/22 (月)更新
30歳・開発職未経験からの挑戦。市役所のITサポートから独学で切り拓いたエンジニアへの道


今回インタビューしたのは、30歳で開発エンジニアへの転身を果たした宮本さん。前職では民間企業の社員として市役所の情報システム業務を受託し、常駐スタッフとして働いていました。保守的な環境で「数年後の自分に何が残るのか」という自問自答を繰り返した末、彼が選んだのは、自らの手でシステムを創り出す「開発職」の道でした。
ヘルプデスクとしてIT業界には携わっていたものの、開発は未経験。高額なスクールには頼らず、独学で資格を取得。確かな知識と不退転の決意を武器に、理想のキャリアを切り拓いた学習法とはどのようなものだったのでしょうか。独自の学習戦略から、手に入れたやりがいと豊かな日常まで。「一歩踏み出せば、景色は変わる」と語る宮本さんのキャリアチェンジの軌跡を紐解きます。
この記事のトピックス
- 「5年後の自分に何が残るのか?」市役所常駐時代に抱いた焦燥感と、開発職への思い
- スクールなしで現場へ!未経験者もマネできるプログラミング独学法
- 一歩踏み出せば景色は変わる。転職で手に入れたコードが動く達成感と心のゆとり
転職者情報

宮本 健太郎さん
みやもと けんたろう
(2025年度入社)
応募社数: 3社
面接社数: 1社
転職支援期間: 約2か月
高校卒業後、10年間小売業に従事。その後、市役所に勤務しながら、独学でプログラミングを学習し、資格も取得。2025年1月に本格的な転職活動を開始し、同年2月に内定獲得。現在は開発エンジニアとしてシステム開発に携わる。
「5年後の自分に何が残るのか?」市役所常駐時代に抱いた焦燥感と、開発職への思い

開発エンジニアになる前はどのようなお仕事をされていたのですか?
前職では、IT企業の正社員として市役所の情報システム部門に常駐していました。業務内容としては、庁内で働く方々を対象とした内部向けのサポートがメインです。具体的には、「特定のソフトをどう動かせばいいのか」という操作に関する質問への回答や、「パソコンがネットワークに繋がらない」といったトラブル時の原因調査・対応などです。ヘルプデスクのような立ち位置になりますね。
当時の労働環境はどのようなものでしたか?
職場環境は少し特殊でした。私の部署は、サーバー室に近いような、外部とは遮断された閉鎖的な空間で、基本的には常駐スタッフ2人体制。1週間に一度、誰かが来るか来ないかという、ある種「隔絶された密室」のような環境で日々業務にあたっていました。そのため、精神的にも楽な場所ではありませんでした。

そこから転職を決意された決定的な理由は?
市役所の業務を受託する立場として働く中で、常に「この仕事を5年、10年と続けた時に、自分の中に何が残るのだろうか」と自問自答を繰り返していました。 当時の職場の何を頑張ればどう評価されるのかが不透明な評価制度も重なり、次第に「もっと自分の技術を磨き、成果が明確に返ってくる開発職に挑戦したい」という思いが強くなっていきました。
なぜ、数ある職種の中から「開発エンジニア」だったのでしょうか?
きっかけは、趣味で運営していたブログでした。最初は文字を打つだけでしたが、設定をいじっているうちにHTMLなどのコードが目に飛び込んできて、「これは何だろう?」と興味を持ったのが原点です。 そこからプログラミングの面白さに目覚め、独学を続けるうちに「自分でシステムを作り上げたい」という思いが強くなっていきました。前職もヘルプデスクとしてITの実務に携わる職種ではありましたが、単にITに関わるだけでなく、ゼロから何かを生み出す開発職としてキャリアを築いていきたいという思いが私の転職における一番の軸でした。
実務経験がないからこそ「物差し」を。未経験者が資格を武器に変えるまで

転職活動は具体的にどのように進めていきましたか?
私は以前から「Paiza(パイザ)」という学習プラットフォームを活用していました。その流れで転職エージェントへつなげていただき、転職活動を進めていきました。 私自身、転職に慣れていなかったこともあり、エージェントさんにお話を伺うことで「今の市場ではどのようなスキルが求められているのか」を客観的に把握し、活動の方向性をしっかりと掴むことができました。
事前にスクールに通わず働きながら学ぶ道を選んだ理由は?
一番の理由は、安価で体系化された学習プラットフォームが世の中に溢れていることです。それらを自分で触ってみて「意外と自分でもできるな」という手応えを感じたため、高額な費用のかかるスクールは選択肢から外しました。 一方で、独学を進める中で、座学には限界があるとも考えていました。本やサイトの知識だけでは、現場で実際に何が使われ、何が求められているのかをキャッチアップすることはできません。それならば、まずは最低限の知識を身につけて開発の現場に飛び込む方が成長への近道であると思い、働きながら学ぶ道を選びました。
当時はどのような方法で学習を進めていきましたか?
IT業界でよく言われる「まずは触ってみる、書いてみる」というのは間違いなく正解です。私の場合は、まずオンラインプログラミング学習サービス「Progate(プロゲート)」で言語に触れ、その後Paizaのプログラミング講座をこなしつつ、入門レベルの技術書を買って、実際にコードを動かす環境を作っていきました。 環境構築がなかなか難しいので、一旦置いておいてもいいでしょう。まずは言語そのものの知識をしっかり身に付けることが、挫折しないコツだと思います。
未経験者の方が資格を取得するなら何がおすすめですか?
未経験者は実務経験という武器がない以上、自分が何をどれだけ勉強したかを客観的に示す「物差し」として資格が必要になります。資格は「汎用的なもの」と「言語に特化したもの」の二軸で考えるのがおすすめです。 汎用的なものであれば「ITパスポート」が挙げられますが、これは非エンジニアの方も取得する資格なので、私は「基本情報技術者試験」を取るための助走として捉えていました。 また、自分が進みたい言語のエントリークラスの資格取得も非常に有効です。私自身、Javaの学習をしていた頃に「Javaプログラミング能力認定試験2級」を取得しました。現在はPythonのプロジェクトに参画していますが、知識をスムーズにコンバートさせる意味でも「Python 3 エンジニア認定基礎試験」を取得し、現場での基盤としています。
給料もアップ!念願の開発現場で手にした、エンジニアとしての誇りと手応え

現在はどのような開発業務を担当されていますか?
現在は、某モバイルキャリアの社内で利用される、基地局系の情報処理システムの開発に携わっています。開発には主にPythonを使用しており、データの抽出や操作などでSQLも日常的に活用しています。前職のヘルプデスクとは異なり、まさに「作る側」としての実感を持ちながら業務にあたっています。
実際に開発の現場に入ってみて手応えはいかがですか?
自分で書いたコードやシステムが意図した通りに動いた時の達成感は、やはりひとしおですね。 開発の仕事は、決して一直線の徒競走ではありません。一発でコードが動くことは稀で、どこで何が起きているのかを一つひとつ紐解きながら、試行錯誤してゴールに向かう作業の連続です。だからこそ、ようやく目的地に辿り着いた時の喜びは大きいですね。 そして何より、自分が望んでいた「開発」を実現できていることに、今は強い誇りを持っています。
転職してから生活面での変化はありましたか?
経済的なゆとりが生まれたことが大きな変化です。以前に比べて給与も上がり、余裕を持って将来のための貯蓄に回せるようになりました。 また、私は食べることが大好きなので、平日の仕事終わりや休日においしいお店を探しに行くのが楽しみなのですが、以前よりも「今日はちょっと贅沢しようかな」と思える選択肢の幅が増えたことが、個人的にはとても嬉しい変化ですね。
最後に、未経験だからとエンジニアへの一歩を踏み出せずにいる方へメッセージをお願いします。
最初の一歩を踏み出すのには、かなり勇気がいると思います。しかし、いざ踏み出してみれば、意外と物事はすんなりとうまくいくものです。 一人で考え込んでいると、どうしても「自分には無理かもしれない」といった悪い想像ばかりが膨らんでしまいますが、その不安の9割くらいは、実際には起こらないことを頭の中で反復しているだけだったりします。 もし少しでも「やってみたい」という思いがあるのなら、難しく考えすぎず、まずは一歩を踏み出してみませんか。その先には、きっと想像以上に明るい結果が待っているはずです。
未経験のエンジニア転職なら
テニショクエンジニア
インタビューに登場した先輩のように、
未経験からエンジニアとして
キャリアを築いている方が増えています!
テニショクエンジニアは未経験からの
IT・機電エンジニアのキャリア形成を
支援しています!


当サイトでは未経験からエンジニアとして働くために役立つ情報や、未経験歓迎の求人を掲載しています。
また、あなたの希望や適性に合わせた働き方の提案やキャリア面談を受けることができ、エンジニアとしてのスタートを安心して切ることができます。
BREXA Technologyでは入社後に現場で活躍できるよう基礎学習のサポートやキャリア相談を行っています。未経験からエンジニアとして成長していきたい方に向けて、丁寧なフォロー体制を整えています。
どんな働き方が合うのかから一緒に整理できますので、まずは「テニショク エンジニア」を運営するBREXA Technologyのカジュアル面談へ!
採用担当者の声

IT採用部
富沢 真帆さん
とみざわまほ
採用企業情報
- 会社名
- : 株式会社BREXA Technology
- 資本金
- : 4億8,365万4千円(2024年12月31日現在)
- 事業内容
- : 国内技術系アウトソーシング事業
- 従業員数
- : 約12万6千人(2024年12月末時点)
この記事をシェア











