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2026/5/12 (火)更新

開発エンジニアとは?仕事内容や職種の種類&向いている人を解説

# ITエンジニア# システムエンジニア# フロントエンドエンジニア# バックエンドエンジニア# アプリエンジニア# テストエンジニア# プログラマー# 未経験
仕事内容・向いている人開発エンジニアとは?
監修者:茂神 徹

「開発エンジニアってどんな仕事をするの?」「インフラエンジニアとは何が違うのだろう……」
開発エンジニアとは、Webサイトやアプリなどのアプリケーション(ユーザーが実際に使う機能)を作る仕事です。

ただし、アプリケーションを作るとはいっても、最初からすべての工程を任されるわけではありません。
会社やプロジェクトの規模によって異なりますが、未経験者は実装やテストといった業務からスタートするケースが一般的です。

この記事では、開発エンジニアの具体的な仕事内容や働き方、現場で求められるスキルについて、現役エンジニアの本音を交えながら解説します。

この記事のトピックス
  • 仕事内容・年収・将来性……開発エンジニアとインフラエンジニアの違い
  • 役割・工程/開発領域別に解説!開発エンジニアの職種
  • 開発エンジニアはきつい?現役エンジニアに聞いた本音とやりがい

※本記事は2026年1月時点の情報をもとにまとめています。

開発エンジニアとは

開発エンジニアとは、ユーザーが実際に使う「アプリケーション」を作成する仕事です。
私たちが普段利用しているWebサイトやスマートフォンのアプリはもちろん、企業を裏側から支える業務システム(在庫管理や会計システムなど)を作るのも開発エンジニアの役割のひとつ。目に見える画面から、裏側で動く計算処理まで、システムが機能として動くためのプログラムを作り上げることが主なミッションとなります。

開発エンジニアの仕事内容

一般的に、開発エンジニアは以下の5つの工程すべてに関わる可能性があります。

1. 要求定義・要件定義

要求定義は、利用者の要望を聞いて「何のためにシステムを作りたいのか」を明確にする工程です。次に、利用者の目的やニーズを満たすためには「どんなシステムが必要か」「どんな機能が必要か」を精査する要件定義を行います。

2. 設計(基本設計・詳細設計)

要件定義・要求定義で決まった内容をもとに、システムの設計図を作成する工程です。設計には画面の見た目や操作性を決める「基本設計」と、内部のプログラム処理やデータベースの構造を決める「詳細設計」があります。

3. 実装

詳細設計書に基づき、JavaやPHPといったプログラミング言語を使って実際にコードを書き、システムを構築します。書き上げたコードは、チームのメンバー同士でチェック(コードレビュー)し合い、品質を高めてからテストへ進みます。

4. テスト

作成したプログラムが設計通りに動くか、バグ(不具合)がないかを確認します。プログラム単体でのチェックから、システム全体の通しテストまで段階的に行い、品質を担保します。

5. リリース・運用・保守

テストをクリアしたシステムを、本番環境にリリース(公開)します。その後は、安定して稼働しているかを監視し、トラブル発生時の対応や、より使いやすくするための機能追加(改修)を行います。 しかし、これら全ての工程を開発エンジニアが単独で担うわけではなく、特にSIer(受託開発企業)や大規模なプロジェクトでは分業制が一般的です。「設計担当」「実装担当」といった役割に分かれており、チームで協力して一つのシステムを作り上げます。 また、未経験から開発エンジニアになった場合は、先輩エンジニアの指示・監督のもと、「実装」「テスト」といった工程からスタートするケースが多いです。実務を通じてシステムが動く仕組みやコードの書き方を学び、徐々に担当できる範囲を広げていきます。

開発エンジニアとインフラエンジニアの違い

開発エンジニアとインフラエンジニアは、役割や扱うもの、年収・将来性の傾向が大きく異なります

項目開発エンジニアインフラエンジニア
主な役割アプリケーションの作成IT基盤の構築・維持
対象Webサイト、アプリ、業務システムなどサーバー、ネットワーク、クラウドなど
年収平均年収:574.1万円※1 スキルや言語により振れ幅が大きい平均年収:752.6万円※2 経験年数や資格により堅実に上昇
将来性コードを書くだけの作業者から脱却できると◎手動管理から脱却し改善提案・自動化できると◎

※年収は厚生労働省の統計区分(ソフトウェア作成者/システムコンサルタント・設計者)を基に算出した推計です。実際の職種定義とは範囲が異なるため、あくまで目安としてご覧ください。

仕事内容・対象の違い

開発エンジニアとインフラエンジニアの仕事内容・対象の違いを一言で表すと、ユーザーが使うアプリケーション(機能)を作るか、それが動くための基盤(環境)を作るかの違いです。 開発エンジニアは、ユーザーが直接操作するアプリケーション(機能)を作り出します。
インフラエンジニアは、そのアプリケーションが24時間365日止まらずに動くための土台(サーバーや通信環境)を整備します。 家づくりに例えると、開発エンジニアは家(建物)そのものを作る仕事、インフラエンジニアは土地を整備し、電気・水道・ガスを通す仕事と言えます。

年収の違い

厚生労働省の調査によると、開発エンジニアの平均年収は574.1万円※1、インフラエンジニアの平均年収は752.6万円となっています※2。ただし、この数字だけで「開発は安い、インフラは高い」と判断するのは早計です。この調査におけるインフラエンジニアには、最上流工程を担うシステムコンサルタントなどの職種も含まれていることから、その分平均値が引き上げられているものと考えられます。 また、実際の年収は、企業規模や雇用形態、経験年数といった条件によって大きく変わります。
そのため、統計データでは低く見える開発エンジニアも、好待遇企業を選んだり技術力をつけたりすることで、高年収を目指すことは十分に可能です。 平均年収や高年収を目指すポイントについては、以下の記事も参考にしてください。

※1 出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(分類:一般労働者/ソフトウェア作成者)を基に「きまって支給する現金給与額」×12ヶ月+「年間賞与その他特別給与額」で算出。ソフトウェア作成者は、ソフトウェア作成(基本ソフトウェア及びアプリケーションソフトウェア双方の開発を含む。)のための仕様決定、設計及びプログラミングの仕事に従事する人を指します。参考:厚生労働省「システムエンジニア(受託開発)」、「システムエンジニア(Webサービス開発)」、「ソフトウェア開発(パッケージソフト)」 ※2 出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(分類:一般労働者/システムコンサルタント・設計者)を基に「きまって支給する現金給与額」×12ヶ月+「年間賞与その他特別給与額」で算出。システムコンサルタント・設計者は、顧客の業務内容を分析し、問題に合わせた情報システムを策定し、提言を行う仕事、顧客または自己の問題の解決のため、ハードウェア、ソフトウェア双方を含め、主として必要なシステム全体の構成を企画する仕事、またはシステム開発プロジェクトの責任者としてプロジェクト計画を作成し、プロジェクト全体を管理する仕事に従事する人を指します。参考:厚生労働省「システムエンジニア(基盤システム)

将来性の違い

どちらも需要は尽きませんが、求められるスキルは変化していくことが想定されます。 開発エンジニアは、AIによるコーディング支援が普及することに伴い、単にコードを書くだけではなく「AIを使って何をどう作るか」を設計・指示できる上流スキルが求められるようになるでしょう。 また、インフラエンジニアは、物理的な機器の管理からクラウドへ移行が進んでいます。手作業での設定だけでなく、プログラムを使って自動的にインフラを構築する技術(IaC)に対応できる人材の価値が高まっていくと考えられます。

自社開発・受託・SESによる働き方の違い

開発エンジニアが活躍する企業のビジネスモデルには、大きく分けて「自社開発」「受託開発」「SES」の3種類があります。それぞれシステムの提供先が異なるだけでなく、メリット・デメリットにも特徴があります

種類自社開発
(Web系企業など)
受託開発
(SIerなど)
SES
(客先常駐など)
システムの提供先自社顧客顧客
メリット・企画から関われる場合がある
・スケジュール調整しやすい
・コミュニケーションがスムーズ
・さまざまな業界に関われる
・技術の幅が広がりやすい
・顧客対応力を磨ける
・未経験でも挑戦しやすい
・さまざまな現場に参加できる
・残業が少ない傾向にある
デメリット・外部の人脈が広がりにくい・納期前は忙しくなりやすい・プロジェクトごとに必要な知識
・技術が異なる場合がある
向いている人・サービスを育てたい人
・技術トレンドに敏感な人
・顧客の課題解決をしたい人
・完遂力をつけたい人
・まず実務経験を積みたい人
・いろいろな現場を経験したい人

自社開発企業(Web系企業など)

自社で企画したWebサービスやアプリなどを開発・運用します。自分たちのサービスを育てるため、ユーザーの反応を見ながら改善を繰り返すスピード感が特徴です。 また、関係者と直接コミュニケーションを取りやすく、納期などのスケジュール調整もしやすいメリットもあります。 ただし、社内のメンバーとの業務が中心になるため、外部の人脈が広がりにくい側面もあります。

受託開発企業(SIerなど)

顧客企業から依頼を受けて、システムを開発・納品します。さまざまな業界の案件に携わることで、知識や技術の幅が広がりやすいのがメリットです。 現場経験を積むうちに、他企業との人脈が作られていくのも魅力のひとつ。 顧客の意向を尊重して業務を進める必要があるため、顧客対応力も磨かれますが、納品直前は忙しくなりやすい傾向があります。

SES企業

SES(System Engineering Service)とは、エンジニアの技術力を顧客企業に提供する契約形態です。一般的には、所属する会社ではなく顧客企業のオフィスで働く「客先常駐」という勤務スタイルが多くなります。 さまざまな現場(プロジェクト)に参加することで幅広い技術に触れられるため、特に未経験者がキャリアの第一歩として実務経験を積むのにも適しているでしょう。 ただし、配属される現場によって環境や求められる知識・技術が大きく異なる点には注意が必要です。

開発エンジニアの職種

開発エンジニアの代表的な職種には「システムエンジニア(SE)」「プログラマー(PG)」「Webエンジニア」「アプリケーションエンジニア」などがあります。 キャリアの方向性を定めるには、どの工程を担当するか(役割)と何を作るか(領域)を理解することが大切です。そうすることで、自分がどんな立ち位置でどんな技術を使いたいのかが、明確になりやすくなります。

【役割・工程別】システム開発の工程を担う主な職種

システム開発は、一般的に「設計」「実装」「テスト」という流れで進みます。
まず、このフローの中でどこをメイン担当とするかによる分類を紹介します。

システムエンジニア(SE)

利用者のニーズや目的を実現するために、要件定義から設計、開発、テストまでを幅広く担当する職種です。
従来は「どのようなシステムを作るか」を決める上流工程(要件定義・設計)が中心でしたが、現在は自らプログラミングを行ったり、プログラマーへの指示出しや進捗管理を兼任したりすることも珍しくありません。 家づくりに例えると、設計図を描く「建築士」でありながら、時には現場で指揮を執り、自ら工具も扱う「現場監督」を兼務した立ち位置とも言えます。 SEの業務範囲は企業によって大きく異なるため、求人を見る際は肩書きだけでなく実務内容を確認することが重要です。

プログラマー(PG)

SEが作成した設計書をもとに、プログラミング言語を用いてシステムやアプリケーションを開発(実装)する職種です。 家づくりに例えると、設計図通りに家を組み上げる「大工」の役割と言えます。 開発エンジニアとして入社後、プログラマーとして決まった仕様通りにコードを書く役割からキャリアをスタートさせる人も少なくありません。実力がつけば詳細な設計を任されたり、既存システムの分析・改修を行ったりと、SEの領域に幅を広げて活躍するケースもあります。

テストエンジニア(QAエンジニア)

品質保証の観点で、完成したシステムや製品が仕様書どおりに動くか、エラーやバグ(不具合)が出ないかをテスト・検証する職種です。 家づくりに例えると、完成した家におかしな点や欠陥がないかを厳しくチェックして安全を保証する「ホームインスペクター(住宅検査員)」の役割と言えます。 企業によって肩書きや役割が異なり、決められた手順で確認を行う担当を「テスター」、テスト計画の策定や品質管理の仕組み作りまで行う担当を「QA(Quality Assurance)エンジニア」と区別することもあります。 未経験から入社した場合、まずはテスト担当として現場に入り、システムの仕組みを学びながらプログラマーやSEへのステップアップを目指すキャリアパスも一般的です。

【開発領域別】専門分野ごとに分かれる職種

次は、何を作るか(開発領域)による分類です。開発エンジニアは、対象によって使用するプログラミング言語や技術が大きく異なるため、専門分野が以下の3つに分かれています。

Webエンジニア(フロントエンド・バックエンド)

Webブラウザ上で動くWebサイトやWebサービスを開発する職種です。
Webエンジニアの仕事は、担当する領域によって「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」の2つに分かれます。

  • フロントエンドエンジニア
    Webブラウザ上に表示される画面(ユーザー操作する画面)を作る職種です。画面の骨組みを作る「HTML」や、色やデザインを整える「CSS」、画面に動きを付ける「JavaScript」といった言語を使い、ユーザーが使いやすい画面を構築します。
    デザインをコードにする作業(コーディング)だけでなく、操作性がより高い画面を作り上げる仕事です。
  • バックエンドエンジニア
    ユーザーの目に触れないサーバー側の処理を作る職種です。ログイン時に入力されたパスワードが正しいか照合する、商品データをデータベースから取り出すといったシステムの根幹となる機能を担当します。「Java」「PHP」「Ruby」「Python」といった複雑なデータ処理が得意なプログラミング言語が使われます。

アプリケーションエンジニア

スマートフォンやパソコン、企業のサーバーなどで動くアプリケーションを開発する職種です。 Webエンジニアがブラウザで見られるサイトを作るのに対し、こちらはインストールして使うアプリや企業が使う大規模システムを作るのがメインとなります。 開発する主な対象は以下の3つです。

  1. 業務系アプリケーション
    企業の人事・会計システムのほか、銀行ATMなど社会インフラを支える大規模なシステムを作ることもあります。実績豊富で堅牢性が高い「Java」「C#」といった言語で開発されるケースが多いことが特徴です。
  2. Webアプリケーション
    メールサービスや顧客管理ツールなど、ブラウザ上で動く高機能なアプリケーションを作ります。情報発信よりも機能開発に重きを置くのが特徴です。
  3. スマートフォンアプリケーション
    スマートフォンで動くアプリを作ります。各OSに合わせた規格で作成するため、プログラミング言語や環境を使い分けて開発するケースが多いのが特徴です。

組み込み系エンジニア

家電製品や自動車、ロボット、医療機器などのハードウェア(機械)を動かすためのシステムを開発する職種です。例えば、電気炊飯器の温度調整や車の自動ブレーキ、心電図モニターのデータ処理といった機械を正確に動作させるためのプログラムを作ります。限られたメモリや電力で誤作動なく機能させるため、高度な技術が求められるのが特徴です。 近年は「IoT」(モノがインターネットにつながる技術)の発展により、家電・自動車・精密機器メーカーなどで需要は拡大傾向にあります。

開発エンジニアに必要な資格・スキルは?

開発エンジニアになるために必須の資格はありません。しかし、資格とポートフォリオ(成果物)をセットで用意しておくと、第三者に学習内容を伝えやすくなるため、説得力のある説明ができれば就職・転職活動でプラスに働きます。 未経験から目指す場合は、入社後も継続的に学ぶ姿勢を持つことや、現場で幅広い経験を積むことが重要になりますが、その「学び始めのきっかけ」としても資格学習は有効です。 また、開発エンジニアには特定の知識や技術よりも、論理的思考力や問題解決能力といったエンジニアとしての基盤となるスキルが求められます。ここでは、学習の第一歩となる資格と、現場で求められる必須スキルの両面から解説します。

未経験から挑戦しやすいおすすめのIT資格

まずは、IT全般の知識に加え、現代の開発現場で前提となるクラウドやサーバーの基礎も学べる以下の資格から挑戦するのがおすすめです。

  • ITパスポート試験(iパス)
  • AWS認定資格(Cloud Practitionerなど)
  • Linux技術者認定試験(LinuCなど)

ただし、せっかく得た知識を「資格を取って終わり」にしてしまうのは、少しもったいないかもしれません。開発エンジニアの採用現場では、知識があることだけでなく実際に手を動かして作れることも重視されるからです。資格試験に挑戦したら、その知識を活かして以下のようなポートフォリオも用意しておきましょう。

  • 実際に作ったWebアプリ(簡単なToDoリストアプリなど)
  • プログラムのコードとReadmeファイル(GitHub/ギットハブに公開しておく)

「何を作ったか」「工夫した点」「苦労した点」を3行で説明できるようにしておくことも大切です。

ITパスポート試験(iパス)|IT業界の用語・業務理解に最適

ITパスポート試験は、ITを使うすべての社会人に推奨される国家試験です。技術用語だけでなく、プロジェクトの進め方や経営戦略などの知識も問われるため、ITと経営全般に関する基礎知識を証明できます。 試験は会場のPCで受ける「CBT方式」で行われ、全国の試験会場で通年実施されています。自分の都合に合わせて日時と会場を選んで予約できるため、チャレンジしやすいのも魅力です。

出典:ITパスポート試験(IPA)

AWS認定資格(Cloud Practitionerなど)|クラウド前提となる開発の対応力強化

Amazonが提供する世界シェアNo.1のクラウドサービス「AWS(Amazon Web Services)」の知識・スキルを証明する資格です。今の開発現場はクラウドの利用が前提となっているため、取得しておくと「開発環境(インフラ)の仕組みもわかっているエンジニア」という、実務に即したアピールになります。 未経験・新人エンジニアは、AWS認定の出発点となる「Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)」から挑戦してみるとよいでしょう。

出典:AWS認定(Amazon Web Services)

Linux技術者認定試験(LinuCなど)|開発でも避けて通れないサーバー操作の基礎

Webサイトやアプリの裏側(サーバー)で動いているOS「Linux(リナックス)」の操作スキルを証明する資格です。インフラ分野の知識ですが、開発エンジニアもサーバー上でプログラムを動かす機会が多いため、取得しておくと「即戦力に近い」と評価されやすくなります。 Linux技術者認定試験には運営団体によって「LinuC(リナック)」と「LPIC(エルピック)」の2種類があります。国内企業で実践力をアピールしたい人には日本のNPO法人が運営するLinuC、汎用性の高い世界標準のスキルを身につけたい人にはカナダに本部を置く非営利団体が運営するLPICをチェックしてみてください。 未経験者・新人エンジニアは、まず「レベル1」の試験から挑戦してみましょう。

出典:LinuC(LPI-Japan)、Linux Professional Institute(LPI)

現場で求められる3つのスキル

資格よりも重要視されるといっても過言ではない、開発エンジニアの中核となる3つのスキルを紹介します。

プログラミング能力

開発エンジニアにとって、設計書を正しく読み解き、実際にコードを書く能力は必須です。プログラミング言語には数多くの種類があり、目指す職種によって学ぶべき言語は異なります。

職種担当領域よく使われる言語
WebエンジニアフロントエンドHTML:ページの骨組みを作る
CSS:ページの見た目を作る
JavaScript:ページに動きを作る
バックエンドJava:汎用性が高い
PHP:Web開発に特化
Ruby:日本発の言語
Python:AIやデータ分析で人気
アプリケーションエンジニア業務系アプリJava:大規模システムに強い
C#:Windows向けアプリで活躍
C言語/C++:処理速度が速い
スマホアプリSwift:iOS向けの標準言語
Kotlin:Android向けの標準言語
Java:汎用性が高い
組み込み系エンジニア組み込みシステムC言語/C++:直接制御しやすい
Java:汎用性が高い
Python:近年はAI搭載機器で増加

基礎は独学でも学べますが、実務ではチーム開発が多く、エラー解決能力も問われます。そのため、教育体制の整った会社に入社して、働きながら実践スキルを学ぶのもひとつの方法です。

論理的思考力(ロジカルシンキング)

論理的思考力(ロジカルシンキング)とは、物事を筋道立てて考える力のことです。システム開発では、論理の積み重ねでプログラムを構築します。論理的思考力が不足していると、バグ(不具合)の原因を特定できなかったり、処理に時間がかかる効率の悪いプログラムになったりするため、常に意識して磨くことが大切です。日頃から「なぜそうなるのか」を順序立てて説明する練習や、処理の流れを図(フローチャート)に書き出す習慣をつけることで鍛えられます。

問題解決能力

問題解決能力とは、発生したトラブルの原因を突き止め、解決策を導き出す力のことです。開発現場では、エラーや予期せぬトラブルが日常的に発生します。その際に慌てずに「どこに原因があるのか」を冷静に切り分け、解決策を導き出す力が求められます。 単に知識があるだけでなく、直面した課題に解決まで粘り強く取り組む姿勢が、開発エンジニアには不可欠です。エラーが出た際にすぐに答えを聞くのではなく、まずは自分でエラーメッセージを検索して仮説を立て、検証するプロセスを繰り返すことで身に付きます。

開発エンジニアはきつい?現役エンジニアのリアルな本音を調査!

開発エンジニアへの就職・転職を考える際、「実際の現場はどれくらい大変なんだろう?」「どんな時にやりがいを感じる仕事なんだろう?」という実態も気になるものです。 そこで今回は、編集部が20〜50代の現役開発エンジニア8名にアンケートを実施し、現場のリアルな本音を調査しました。 調査データ

  • 調査内容:開発エンジニアの仕事内容について
  • 調査対象:現役の開発エンジニア8人
  • 調査期間:2026年1月27日〜2月8日
  • 調査協力:株式会社BREXA Technology

アンケートでわかった「ここがきつい」3つの共通点

開発エンジニアの仕事できついと感じる瞬間についての回答を集計すると、大きく分けて「納期」「人間関係」「技術」の3つに分類されました。これらは挫折ポイントになりがちですが、受けとめ方や対策を理解していれば、決して乗り越えられない壁ではありません。

1. 納期直前の仕様変更・スケジュールの圧迫

多くのエンジニアが挙げたのが、スケジュールや納期直前の仕様変更に関する悩みです。作ることそのものより、時間の制約や手戻りに苦労するケースが多く見られました。

  • 納期まで余裕がない時の仕様変更(30代女性・Webエンジニア)
  • 開発に集中する時間が十分に取れない時や、非常に厳しい納期の中で対応しなければならない時(20代男性・Webエンジニア)
  • テスト仕様書作成のフェーズにて、重要な仕様部分未確定の発見による大きな手戻り等(30代男性・QA/テストエンジニア)
  • 納期直前の仕様変更や客先都合のスケジュール変更(30代男性・Webエンジニア)
  • 本番環境ですぐに対応しなければならない不具合がある時(30代男性・Webエンジニア)

システム開発において、顧客の要望による変更は付き物とも言えます。すべてを一人で抱え込まず、早めにチームへアラートを出すことが重要です。経験を積むと「ここは突っ込まれそうだ」と予測するスキルや交渉力が身に付きます。

2. 人間関係・調整の難しさ

エンジニアはパソコンに向き合う仕事と思われがちですが、実際は人との関わりが非常に重要であると指摘するベテランエンジニアの声が目立ちました。

  • テスト等の失敗の許されないタスクもきついなと思うものの、一番しんどいのは人間関係な気がします。もくもくと1人、自分のペースでできればいいのですが、客先調整だったり、ビジネス視点での仕様変更のやり取り等々、エンジニア目指す人が見過ごしがちな人とのかかわりが、いい仕事をするうえで、すごく大切にしなければいけない、大変なことだと思います(40代男性・SIer/業務システムエンジニア)
  • 仕様がなかなか固められない時はキツイ。技術検証より対外調整の方が大変です(50代男性・Webエンジニア)

エンジニアの仕事は技術を使ったサービス業とも言えます。技術力だけでなく聞く力・伝える力を磨くことで手戻りが減り、周囲の協力も得やすくなるでしょう。

3. 学び続ける責任・重圧

技術の進化スピードが速く、「常に知識をアップデートし続けなければならない」という点にプレッシャーを感じるという本音も寄せられました。

  • 一つのプログラミング言語を深く極める働き方も良いと思うが、自分が今まで扱ってきた言語だけで将来どこまで活躍できるのか、不安に感じることもある。そのため、技術者として常に新しい技術を学び続けなければならない点は、ときには負担に感じたり、学習にかかるコストの大きさを実感することもある(30代男性・SIer/業務システムエンジニア)

すべての新技術を完璧に追う必要はありません。自分の軸となる得意領域を持ちつつ、新しい技術に対して「勉強しなきゃ」ではなく、「これを使えばもっと楽になるかも」という好奇心を持つことが長く続けるコツです。

それでも多くのエンジニアがやりがいを感じる理由

仕事がきついだけだったら、誰も長くは続けられません。大変な時があっても開発エンジニアを続けている理由や、一番やりがいを感じる瞬間について聞いたところ、エンジニアならではの喜びが見えてきました。

1. 自分が作ったものが動き誰かの役に立つ達成感

苦労して作ったものが動き、誰かの役に立つ瞬間に全ての苦労が報われるという声が多数寄せられました。自分の仕事の結果が目に見える形で現れるのは、エンジニアの醍醐味のひとつです。

  • 自分が開発したものが実際に動き、価値として使われているのを実感できた時に、一番やりがいを感じます(20代男性・Webエンジニア)
  • システムがカットオーバーし、エンドユーザがアクセスしてきてフロー最終段まで無事に到達できたとき(50代男性・Webエンジニア)
  • 生んだプロダクトが成果を生み出したときです。リリースできれば終わりじゃないのがエンジニアにとっての甲斐なんだと思います(40代男性・SIer/業務システムエンジニア)

2. 確かなスキルアップと成長の実感

学習したことがスキルとして身に付き、できることが増えていく過程に喜びを感じるという声も目立ちました。「手に職がついている」という感覚は、大きな自信につながります。

  • 新しい技術を学ぶことで、前回同様の作業も効率化できた際にやりがいを感じる(30代男性・QA/テストエンジニア)
  • 始めた頃は「本当にやっていけるだろうか…」と不安もあったが、このアンケートを通じてこれまでのキャリアを振り返った時、一人称でプログラミングできるようになったことや、設計・製造・テストまで幅広い工程を任せてもらえるようになったことなど、着実にスキルが身についていると実感できた。成長を感じられた瞬間に、大きなやりがいを感じています(30代男性・SIer/業務システムエンジニア)
  • 自身が育成した後輩が一人称で成長し、活躍している姿を見ている時(30代男性・Webエンジニア)

3. ものづくりに没頭できる楽しさと自由な環境

純粋に作ることそのものの楽しさや、裁量のある働き方を理由に挙げる人も見られました。

  • 開発が楽しくて時間を忘れて没頭できる時(30代男性・Webエンジニア)
  • 自由度が高い働き方ができる。プログラミング自体が好き(30代女性・Webエンジニア)

開発エンジニアに向いている人・向いていない人

専門職である開発エンジニアは、性格や考え方によって「合う・合わない」が出る可能性があります。
とはいえ、最初から完璧な適性を持っている人だけが従事しているわけではありません。
「自分には向いていないかも」と思っても、考え方や環境選びでカバーできる部分も多いため、あくまで目安として参考にしてください。

開発エンジニアに向いている人の特徴

現役の開発エンジニアの多くに共通しているのは、以下の3つの特徴です。

1. 知的好奇心が強い

新しいアプリや家電を見た時に「どうやって動いているんだろう?」と、裏側の仕組みがつい気になってしまう人は、開発エンジニアに向いているかもしれません。
技術は日々進化するため、開発エンジニアには知的好奇心が不可欠です。
「新しいことをもっと知りたい」「どんな仕組みになっているかを知りたい」という知的好奇心があれば、継続的に学びを続けることも苦にならず、スキルアップしていけるでしょう。

2. 面倒くさがり

意外に思われるかもしれませんが、実は「面倒くさがり」はエンジニアにとって優れた素質のひとつです。
「面倒くさがり」を言い換えると、効率化に対する思いが強いということ。
「この単純作業をもっと楽にできないかな?」と考えて自動化プログラムを作ったり、効率的なショートカットキーを探したりする姿勢は、開発現場では業務改善として高く評価されます。

3. ものづくりに没頭できる

プラモデル作りや料理、文章作成など、ジャンルを問わず「何かを作って完成させること」に喜びを感じる人には、開発エンジニアの適性があります。
開発作業は地道なエラー修正の連続でもありますが、最後の「自分が書いたコードでシステムが動いた!」という達成感はかけがえのないものです。
この喜びを知っている人は、開発エンジニアになって苦労することがあっても、きっと乗り越えられるでしょう。

開発エンジニアに向いていない人の特徴と対策

以下に当てはまる人は開発エンジニアに向いていないといわれることがありますが、これらはツールの活用や環境選びによって十分カバーが可能です。

1. 細かい作業が苦手で大ざっぱ

プログラムは1文字間違えるだけで動かなくなるため、几帳面さが求められるのは事実です。大ざっぱな人の性格そのものを変えることは難しいですが、ツールと仕組みでカバーすることはできます。
たとえば、現代の開発現場では、コードのミスを自動で指摘してくれるチェックツールや入力補完機能が充実しています。細かい作業が苦手であれば目視に頼るのではなく、「ツールにチェックさせる」「動作テストで確認する」という仕組みを作るようにしましょう。

2. 変化への対応がストレスになる

IT業界は技術の移り変わりが激しいため、新しい情報をキャッチアップすることが重要です。
そのため、「ひとつのスキルで長く安定して働きたい」と思う人には厳しい環境かもしれません。
しかし、すべての開発エンジニアが最先端を追い掛け続けているわけではなく、金融機関のシステムや組み込み開発など、信頼性・安定性が重視される分野もあります。落ち着いて力を発揮したい人は、変化が激しい分野ではなく、安定重視の分野を選ぶとよいでしょう。

3. わからないことに直面するとフリーズしてしまう

ベテランの開発エンジニアであっても、わからないことやエラーには毎日遭遇するものです。エラーが出たときに「失敗してしまった、どうしよう……」と思考停止してしまうと、仕事が進まなくなってしまいます。乗り越えられるかどうかの違いは才能ではなく、自分で調べる習慣があるかどうかだけです。
「エラーは失敗ではなく解決のためのヒント」と捉え、すぐに検索して調べるくせをつけることが大切です。

開発エンジニアのキャリアパス

開発エンジニアは、スキルや経験に応じて多様なキャリアを描ける職種です。
未経験からスタートし、エンジニアとして市場価値を高めていくための3ステップを紹介します。

【STEP1】ITの基礎知識・基本スキルを習得

まずは、エンジニアとしてのスタートラインに立つ段階です。ITパスポート試験などの学習を通じて、IT用語やコンピューターの仕組みを体系的に学びましょう。
ただし、知識を入れるだけではプログラムを書けません。無料のプログラミング学習サイトでコードを書く練習をしたり、サンプルコードを基にして簡単なアプリを作ってみたりしながら、実際に手を動かす経験を積むことが大切です。インプットとアウトプットを繰り返しながら、最終的にポートフォリオを完成させることが、未経験からの就職・転職を成功させるポイントとなります。

【STEP2】実務経験を積みながら専門領域を確立する

晴れてエンジニアになった後は、現場で先輩のサポートを受けながら実務経験を積み、基礎固めを行います。
何年か経験を積んで一通りの開発ができるようになったら、次は「自分の得意分野(専門領域)」を見つけて深掘りしていくフェーズです。ただ漫然と仕事をこなすのではなく、自分がどの分野のプロになりたいかを意識してスキルを磨くことで、市場価値を高められます。

職種専門領域の例
Webエンジニア・フロントエンドとして見やすい画面を作る技術を極める
・バックエンドとして高速な処理を追求する
アプリケーションエンジニア・iOS/Androidアプリの最新技術を追う
・業務系システムで特定の業界知識(金融・物流など)を深める
組み込み系エンジニア・家電や自動車などのハードウェア制御を極める
・近年需要が増しているIoT(モノのインターネット)分野に特化する

【STEP3】リーダー・スペシャリストを目指す

特定の領域で十分な実績を積んだ後は、大きく分けて「マネジメントコース」と「スペシャリストコース」の2つのキャリアアップの道があります。

  1. マネジメントコース
    チームの管理やプロジェクトの進行に責任を持つリーダー職です。
    1. プロジェクトマネージャー(PM):予算・納期・品質の管理を行う責任者
    2. エンジニアリングマネージャー(EM):エンジニアの採用・育成・評価を行う組織の責任者
    3. CTO(最高技術責任者):経営視点から技術戦略を決定するエンジニアのトップ
  2. スペシャリストコース
    現場で手を動かしつづけ、特定の技術を極めていく道です。
    1. テックリード:チームの技術的な意思決定や、難しいコードの解決を行う技術リーダー
    2. ITアーキテクト:システム全体の構造(アーキテクチャ)を設計する上級職

開発エンジニアに関するよくある質問

最後に、開発エンジニアを目指す方からよく寄せられる3つの質問に回答します。

開発エンジニアとSE(システムエンジニア)の違いは?

SE(システムエンジニア)は「開発エンジニア」という大きな枠組みに含まれる職種です。一般的に使い分けられる際は、どの領域や工程を主に手掛けるかで区別される傾向があります。

  • 開発エンジニア:アプリケーション層の開発や、プログラミングによる実装(下流工程)をメインとする場合に使われることが多い
  • SE(システムエンジニア):システム全体の仕様・機能策定など、要件定義・設計(上流工程)をメインとする場合に使われることが多い

とはいえ、近年はこの境界線も曖昧になっており、それぞれの職種の業務範囲は企業によって大きく異なるのが実情です。
したがって、職種名というラベルだけで判断せず「その企業ではどこまで任されるのか」という実務の中身で判断することが重要です。

開発エンジニアの年収は?

厚生労働省によると、開発エンジニアの平均年収は574.1万円となっています※。
ただし、実際の年収は企業規模や雇用形態、職種、経験年数といった条件によって大きく異なる点に注意が必要です。
特筆すべきは、身を置く環境やスキル次第で、若いうちから平均を大きく上回るチャンスがあることです。例えば、Web系や自社開発企業では、年齢に関係なくスキルで評価される傾向があります。
そのため、経験が浅くても需要が高い技術(AWS・Go言語など)を習得することで市場価値が上がり、転職によって年収が100万円単位でアップする可能性があるのです。
つまり、統計上の数字はあくまでひとつの目安。戦略的に環境を選び、技術力を磨くことで、高年収を実現できる可能性は十分にあると言えるでしょう。

出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(分類:一般労働者/ソフトウェア作成者)を基に「きまって支給する現金給与額」×12ヶ月+「年間賞与その他特別給与額」で算出。ソフトウェア作成者は、ソフトウェア作成(基本ソフトウェア及びアプリケーションソフトウェア双方の開発を含む。)のための仕様決定、設計及びプログラミングの仕事に従事する人を指します。参考:厚生労働省「システムエンジニア(受託開発)」、「システムエンジニア(Webサービス開発)」、「ソフトウェア開発(パッケージソフト)

文系や数学が苦手な人でも開発エンジニアになれる?

文系出身や数学が苦手な人でも、開発エンジニアになれるチャンスはあります。実際に、出身学部や専攻を問わず採用を行っている企業は多く、現場で活躍する文系出身のエンジニアも決して珍しくありません。その背景には、IT需要の急激な拡大に対してエンジニアの供給が追いついていないという事情があります。
そのため、多くの企業が未経験からのポテンシャル採用に力を入れており、教育・研修への投資を惜しまない状況が続いています。業務で求められるのは、高度な数学よりも物事を筋道立てて考える「論理的思考力」です。理系・文系という枠に囚われる必要はありません。
まずは「ITパスポート試験」などの資格学習を通じてIT用語や業界の全体像をつかんだり、学習サイトで実際に画面を触ってみたりするところから始めてみましょう。そうしてITへの抵抗感をなくし、適性を確認しながら自信をつけることが、エンジニアへの第一歩となります。

【まとめ】開発エンジニアはWebやアプリなどの機能を作る仕事

開発エンジニアは、Webサイトやアプリなどの「アプリケーション層(ユーザーが実際に使う機能)」を作る仕事です。ユーザーの目に見える操作画面から、裏側で働く計算処理まで、システムが機能として動くためのプログラムを作り上げることが主なミッションとなります。 開発エンジニアの代表的な職種には、システムエンジニア(SE)やプログラマー(PG)、Webエンジニア、アプリケーションエンジニアなどがあります。
職種選びで迷ったら、どの工程を担当したいか、何を作りたいかの2つの視点で考えてみるとよいでしょう。
インフラエンジニアが安定稼働を守るのに対して、開発エンジニアは新しい機能をゼロから作る仕事であるため、「ものづくりが好き」「仕組みを知りたい好奇心がある」という人が向いています。 現場ではプログラミングスキルだけでなく、「どうやったら効率良く動くか」を組み立てる論理的思考力も大切です。開発エンジニアに興味が湧いたら、IT用語や基礎知識を学びながら、学習サイトなどでクラウド画面を実際に操作してみましょう。

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